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2020年に産能短期大学に入学し、無事に2年で卒業できました。

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アラフィフ。これまで通信制大学に2度挫折。今度は通信制短大に挑戦し、 約1年半で卒業に必要な単位がとれました!

どうぞ良いお年をお迎えください

今日はずっと、晴れたり吹雪いたりを繰り返してました。

晴れていれば、向こうに霞んだ住宅地の、

さらに向こうは瀬戸内海です。

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虐待を受けた経験によるトラウマを抱えている人は

いつかではなく、今すぐ楽になりたいと考えていると思います。

かつての私もそう思っていたし、そう思いながらの生活は長く続きました。


心理的な諸症状が起こると、その度に呼び覚まされる記憶があり

引き裂かれるような心の痛みが沸き起こる。

そんな風だから、その場その場での人間関係や仕事にも影響してしまう。

他人には決して理解されなかった。


私のこれまでの人生の多くがその状態であったのが理由で、

トラウマというものは決してすぐ解消するものではないと思っています。


私が言いたいのは、

解決の糸口が見つかるまでは生き続けることこそ

絶対的に必要なのだということ。


虐待によるトラウマに苦しむ人に言いたい。


とりあえず生き延びることを考えてほしい。


私は家族に心身ともに暴力を振るわれた時期があり

高校を卒業した後は一人暮らしをしながら何年も何年も

カウンセリングや心理療法に大金を払ってきましたが

トラウマは一つも改善しないまま、

30歳を過ぎた時点で貯金はゼロ、味方もゼロ、


仕事で使える資格もゼロ、でした。


そうして長い期間、努力や迷走を重ねながら、ほんの少しずつ進んできました。


50歳になった今、トラウマによる諸症状をうまく管理することができるようになっています。

ごく普通の生活ができていて、

ある程度の貯金もできています。

国家資格も取得できました。


それは、望んでいることを諦めなかったからだと思います。


家族の事情はそれぞれ違います。

私の家族は残念ながら、最初から壊れていました。

両親はすでに他界し、

兄弟は、いくつかの持病を抱え、酷い物忘れをするようになりました。

あれほど私を悪し様に罵り 手を挙げて来た家族は、

今はもう見る影もない張り子の人形です。

現在、主導権は私にあります。


私は家族と闘い、家族よりも強くなることを諦めませんでした。

そして、やっと家族に勝利したと思うことができるようになりました。


順調に行けば、再来年には“短期大学士”という学位が取得できます。

これも、自分の劣等感を解消することを諦めなかったおかげです。


誰もが同じように希望を持って諦めずに前に進めるわけではありません。

でも、生き延びて欲しいと私は思うのです。


いいんですよ、どんな姿だって、無様だって。

必ず救われるとは言えませんが、

諦めなければ必ずどうにかなると、私は思っています。


生きていたら多かれ少なかれ、誰でもみっともない姿を晒すことがあるのだと

この年になって理解できるようになりました。


本当に生きていて良かった、生き延びて良かった、と心から思う年末です。


心に重荷を抱えている方も、そうでない方も

どうぞ良いお年をお迎えください。

そして来年、お互いに希望を諦めずに進むことができますように。




by lerafumi | 2020-12-30 21:20 | 雑感 | Comments(0)

by lerafumi